M&Aのメリットを知れば安心して利用できる

会社を買うのにかかる費用

男女

意外と多くのコストが

会社を手っ取り早く拡大する方法に企業買収を行うというものがあります。しかし、実施に当たってはどれくらいのコストを要するのかを慎重に検討するべきです。というのも、企業買収には売り手に支払うこととなる会社の購入金額のほかに多くの費用が発生するためです。代表的なものとしては、企業買収は専門知識が多く求められるために、投資銀行などをファイナンシャルアドバイザーとしてアサインすることが一般的となっています。そのための委託料が必要です。さらに、売り手との間で責任等を定めた株式売買契約を締結したり、場合によっては許認可等の法的な手続きも必要となることもあります。そのため、弁護士にサポートしてもらわなければならないかもしれません。さらに、税金や計算書類等への影響も考慮しなければならず、これらを専門とする税理士や会計士の力も求められます。専門的なアドバイザーはいずれも元々の単価が高いため、彼らを雇うとなるとそれだけで多大な出費となります。さらに、企業買収において留意しておいた方がよいこととして、実際の企業価値よりも高い金額で買収した場合には、その差額を「のれん」として貸借対照表上に計上しなければならない点です。それだけであれば大したことの内容に思われるかもしれませんが、買収した会社の業績が振るわない場合には減損が必要となる可能性が出てくることとなります。最悪のケースとして「のれん」の金額をすべて特別損失として処理しなければならないこともあり得ます。企業買収に当たってはこうしたことも念頭に置いて臨まなければなりません。